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おすそわけ ♪

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お菓子と果物のおすそわけをもらうことが、最近すごく多いです。

左上の写真。
「キンモクセイ」の記事にも書いた、旅とグルメの話でいつも盛り上がるHさんからもらった、キットカットのキャラメルプリン味とハートの形のクリスマス・オーナメントのチョコレート。
その下は、ワタシはこれをもらうまで知らなかったのですが、人気のお菓子として有名な「ショコラティエ」のショップカード。   今年可愛い女の子のお母さんになったAさんからもらいました。これまでもインターネットでお取り寄せしたことがあったみたいで、お気に入りのお菓子とのこと。
右側の栗は、Tさん(彼女も「キンモクセイ」に登場しています)が兵庫県の北部にあるおじいさんの畑からわざわざ拾ってきた栗のおすそわけ。


お世辞ではなくて、ほんとにどれもめちゃめちゃおいしかった (^ ^)b
キャラメルプリン味のキットカットは初めて食べたのですが、これがびっくりするぐらいおいしくて・・・☆ キットカットのシリーズの中ではいちばんおいしいかも。 
この後、コンビニやスーパーに寄った時に買いたいと思って探したけど、行ったお店ではたまたまなのか売ってなかったので、またこりずに探そうと思っています。

「ショコラティエ」は、クッキーにサンドされてるガナッシュのチョコが好き♪ 
ワタシはもともとチョコレートが大好きなのですが、あらためてやっぱりガナッシュ系ははずさないなあ、またはずせないなあと思いました。 
おいしそうだったのでもらってすぐに、ふたつぺろりと食べてしまいました(だからこれだけ現物写真がないのです・・(^^;))。

Tさんかもらった栗は、下の写真のように栗ごはんにして食べました☆
見た目からしていい栗なんだなあとわかる、形がすごくきれいな栗だったのですが、食べてみるとやっぱり甘くておいしかった♪
栗をいったん焼き栗にしてから、栗ごはんとして母親が炊いてくれたのですが、そのこともあってか甘みがいっそうひきたってて最高でした!
ちょっと手間だけど、栗ごはんは焼きぐりを入れた方が香ばしくてだんぜんおいしいですヨ(^ ^)b


そして、最後に右上の写真ですが。
このみかんは、マンションの隣の部屋に住んでいる小さい男の子からもらったみかんです☆

母親いわく、ワタシが仕事で留守をしている時に、わざわざこのみかんを男の子がおばあちゃんと一緒に自分でさげて持ってきてくれたらしいのです。
ついてきたおばあちゃんがおっしゃったのは 「隣のお姉ちゃんにみかんをあげるってこの子が言ってきかないものですから・・・」

お隣の幼いボクがワタシにあげたいと言ってわざわざみかんを持ってきてくれた、そのココロと行為がモチロン、それはモチロンいちばんうれしかったけど、アラフォーのワタシ、いくら子供とはいえ、‘お姉ちゃん’と呼ばれている(思われている)事実を素直にめちゃめちゃ喜んでいマス(=^▽ ^=)♪   子供はお世辞を言わないから、たぶん(笑)
クリスマスにでもお返しに小さなプレゼントをあげよ。 
 

・・周りの人にちょっとずつ、小さなシアワセのおすそわけをもらっているようで、なんかうれしいなア。。。
みんな、ありがとう☆☆☆





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by manasavvy | 2008-12-16 04:51 | ・シアワセノアンテナ

100万人のキャンドル・ナイト☆

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12月14日のこと。
この日も2日前の12日と同様、夜、茶屋町を歩いて帰っていました。

MBS(毎日放送)とロフトのあたりに近づくと、いつもよりもたくさんの人が。
そして路上に見え隠れするたくさんの小さな明かり・・・☆
「100万人のキャンドル・ナイト」が行われていたのです。

「100万人のキャンドル・ナイト」は最近毎年年に2回、夏至と冬至の時期に行われているイベントで、ひととき周辺の施設の電気の明かりを消して、キャンドルの灯りだけで街を照らし、環境や暮らしの問題をみんなで考え直そうというもの。
大阪だけでなく、東京を含め全国的に行われているイベントなので、ご存知の方もいらっしゃると思いマス。

普通に並べられたキャンドルだけでなく、キャンドルアートや、昔田舎で夏休みに行われていたお涼み(夕涼み)を少し思い出させるような、子供たちやクリエイターが絵を描いたりしてつくったペーパーバッグの行燈(あんどん)が飾られていたりと、色々。

わざわざこれを見に行く、というほどの思い入れはないのですが、知らずに通りがかった時にたまたまこのキャンドルのイベントに遭遇すると、ココロにもひとときポッと灯りがともるようで、自然とあたたかい気持ちになります。


実はこの日は夜このキャンドル・ナイトに出会うまでにも、またさらにココロがじーんとなる出来事があった日でした。

というのは・・・
2日前には幸せのサイン♪にココロが満たされて幸せ気分で家路についていたワタシだったのですが、この日は、その日あった出来事に端を発して、今の自分の状況、今後のこと・・・いろんなことを考えていると不安で不安でたまらない気持ちになっていたこともあって、
1、2年前からお世話になっている写真屋さんにある用事があって立ち寄った時に、お店の女性の方とお話ししながら、思わず泣けてきてしまったのです。

その女性の方は長年のおつきあいでもなく、また店頭での写真の受け渡しだけのおつきあいだったにもかかわらず、すごくワタシのことを的確によく見てくださっていて、今のワタシを勇気づけて励ましてくれるようなあたたかい言葉をかけてくださいました。 
そのひとことひとことが、心からの思いやりで言ってくださっている言葉だということが伝わってきたので、胸がじーんと熱くなって、ますます泣けてしまいました(; ;)・・・

たくさんお礼を言って写真屋さんを出た帰り道、ワタシは12日とはまた違った意味での幸せな思いをココロいっぱいに感じていました。

身近にいる家族や友達だけではなく、こんなにわずかなおつきあいの方にまで親身になった言葉をかけてもらえる。
ワタシはなんて、周りにいる人に恵まれているんだろう・・・。 

つい、自分に自信がなくて不安になったり迷ったりしてしまうけど、本当はワタシは今のままでもとてもとても幸せな人間で、このまま、ありのままのワタシのままで生きていてもいいかも知れない。
何も知らず、自然体でのびのびと生きていた子供の頃のように。
自分の持っているチカラも、周りの人の愛情も、そしてミライには今よりももっと幸せな自分がいると信じて疑わず、すべてを信頼していたあの頃のように。


そして今日(きのうになりますね)11日も、今度は西梅田のハービス周辺で行われたキャンドルナイトを見てきました。

キャンドルの炎は本当はやけどするぐらい熱いはずなのに、風に吹かれてゆらゆら揺れて今にも消えそうになったりしながら、それでもひとつひとつがわずかな明かりを灯し続けている。
まるで、自分のココロの中を映しているような明かりだからこそ、見ていると愛おしいあたたかい気持ちになるのかも知れない。
ワタシもこのキャンドルの小さな明かりのように、誰かのココロを癒したり温めてあげることができたらイイナ。。。


ワタシのことを少しでも思ってくれているすべての人に、
そして、ワタシという小さな命としてこの世に生まれてきたことに感謝して・・・


あと3時間ぐらいで夜が明けます。
今日はきのうよりももっと笑顔で歩いていたいなあと思いマス(^ ^)☆




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by manasavvy | 2008-12-12 03:37 | ・シアワセノアンテナ

新宿駅最後の小さなお店ベルク

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起業を考えているわけでもなく経営に関心があるわけでもない、ビジネス書なんてまず読む事がないワタシがどういった経緯でこの本を知ったのか、ついちょっと前のことのはずなのに忘れてしまいました。 でも、タイトルを見て、そしてパラパラっと店頭で立ち読みをして「読んでみたい!」と思ったことだけは覚えてる。

画一化されたファーストフード店やチェーン店が幅をきかせている新宿にあって、努力され、孤軍奮闘されている姿に、判官びいきの気持ちが芽生えたからだったと思います。 
個人店が繁盛店になるために必要な条件は何か?と言ったようなビジネス的な視点ではなくて、ただ普通に考えて、どうしてこんなに繁盛していて、利益を出している店が立ち退きを迫られてしまっているのか?という疑問や小さな憤りの気持ちが湧いたからです。


本の中に新宿西口のホームレスの方々について書かれた記述があります。

「一年間毎日通いました。ホームレスのことが、それまでも何かと気になっていたのです。ときおり店の前に座っていたり、中に入ってきたりしましたが、なかなかどう対応していいのか悩みました。彼らのことをある意味、特別視していたのでしょう。恐れてもいました。わからないから怖かった。
でも、ダンボール村はもう村ですから、まずは訪れてみようと。そうしたら、村の人たちから招いてもらえるようになりました。彼らは私たちとなんら変わらないことに気がつきました。同じ一人の人間です。」

「ダンボール村に通うようになってから、店でも彼らへの対応が変わりました。まず違うのは、むやみに怖がらなくなったことです。そして、はっきりとこちらの考えを伝えられるようになりました。例えば、店の前で寝ていたら「時間ですよ」と起こしたり。・・・・ダンボール村で知り合ったホームレスたちが、今でもお客様としていらしてくれます。私も、お客様として過ごしていただきます。・・・線引きしていたのはこちらの方だったのですね。お客様にもそれが伝わってしまったのかもしれません。あのとき謝ることができて本当に良かったと思います。」

そしてその後に、私が印象に残った記述が。
本当の接客とは、その人の不安をとりのぞいてあげることではないか。
心から迎え入れてあげる気持ちが相手に伝わる。・・・」


今の私に響いた言葉でした。私はべつに接客業をしているわけではないけど、個人的な人と人とのおつきあいにおいてもあてはまる大事なことのように思えて。  自分の心の弱さ(過去の苦い経験から来る不安感)ばかりが勝ってしまって、相手の心の不安が見えなくなってしまうことがあるから。

それに、東京という街は大阪にくらべて、ホームレスとか弱者の人に対して冷たいイメージがどうしてもあったので(こういう私でさえ、もし実際に店員であればこういう人たちに対して冷たくあしらってしまう可能性が大きいような気がします)、こういう人間味のある懐の深い接客、そして店作りをされているベルクの方にとても好感が持てたし、だからよけいに、こんなお店がずっと都心、新宿という街の一角にあり続けてほしいなあと思いました。


ベルクのコンサルタントをされ、店長も格別の信頼を寄せておられる外食業コンサルタントの押野見先生が巻末に寄せられている解説の中で、
勝つ店には必ず共通する要因がひとつある。・・・「お客に喜ばれたい」という意識で、これがあるかないかで成否が決まる。」

「繁盛店といわれる多くの店の出発点を見ると、ほとんどのケースで経営者自身が、自分ならこうされたら喜ぶ、という思想のもとに店作りをしている。 お店の儲けは後回し、先にお客に喜んでもらうなどとはチェーンは死んでもできない発想。・・・」

最近チェーン店のファミレスなども不振だと聞きます。押野見先生も言われているように、これからはまた個人店の時代になっていくと思うし、その兆しも少しずつ出てきているように思います。


それなのに、現在、このベルクは、来年の3月までに退去するようビル側(ルミネ)から命じられているそうです。

だいたい、マーケティングがちがちの表面的な「イメージ戦略」なんて、バブルの時代、長くみても90年代までのもので、逆にものすごく時代遅れなんでは ???と思ってしまうのは私だけではないはず。 イメージ先行の店を短期間でとっかえひっかえしていくというやり方自体も、もう古いんちがうかな ?


人づきあいと同じ、表面だけの利用しやすさ、入りやすさではなくて、スタッフ、お客さん、ビルオーナー、近隣の人、みんなでじっくり育てて永くおつきあいしていく方が、みんな幸せになれる方向に向かって行くと思うし、この不安で先の見えない時代、そんなあたたかいお店を今はもうみんな望み始めているんじゃないかなあ。。。


今度東京に行った時には、かならずベルクに寄ってみようと思います。
頑張っておられる小さなお店や企業が、今よりももっと報われる世の中になってほしいと願います。


ベルグの応援サイト はコチラ です。
ここからお店のHPにも行けます。

新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)
井野朋也(ベルク店長) / / ブルース・インターアクションズ
ISBN : 4860202775





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by manasavvy | 2008-10-19 19:48 | ・本・マンガ・雑誌

僕らのミライへ逆回転

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この映画は上映される1ヶ月ほど前に映画館に置かれてあるチラシに書かれてあるストーリーや宣伝コピーを見たときから、見たいと思っていた映画でした。

『何かとトラブルを引き寄せるジェリーとつぶれそうなレンタルビデオ店の店員マイクは幼なじみ。ある日、突然店のビデオから映像が消える事件が発生! なんと発電所で感電し、超強力な電磁波を帯びてしまったジェリーが全ビデオをダメにしてしまったのだ!? 慌てた2人は自作自演で「ゴーストバスターズ」「ライオン・キング」など消えた映画を作り直すはめに!
 ところが、驚くことにその手作りビデオは大好評で、たちまち店は大繁盛。 再開発で閉店を迫られている店長を救おうと、2人は町の人々も巻き込んで次々作品を送り出す。・・・』
『奇想天外な展開にメチャクチャ爆笑、でも最後はホロリとさせられる、今年一番幸せな気持ちになれるチャーミングな映画の登場です。』
『おもいっきり笑って泣いて、あたたかなものが心に残る、宝物のような映画』


・・・本当にチラシに書かれてあった通りの映画でした☆
見終わった後、こんなにあったかくて幸せな気持ちになれる映画は久しぶり ♪  最初に『ALWAYS 三丁目の夕日』を見た時も幸せな気持ちになったけど、モチロンあそこまでの涙たっぷりの感動大作ではないにしても、上のチラシにもあるように‘チャーミング’という言葉がぴったり来る、ハートウォーミングなステキな映画です。

何と言ってもいちばん面白かったのは、ジェリーとマイクがリメイク版の映画を作るシーン。
まるで子供の時のお遊戯会とか文化祭で作りそうな衣装や小道具、セットを作り、それを使ったり身につけて演技をしている様子を、大まじめに家庭用ハンディカム?で撮影していく・・・
そのあまりのバカバカしさが、見ていてめちゃめちゃ面白くて・・・!  ワタシも一緒に行った友達も、映画館で見ていた他のお客さんもみんな大笑い(^▽ ^)!  ワタシは、中でも「ゴーストバスターズ」のリメイクをしているシーンが好きです。
この映画の中で、彼らの作ったこのリメイク版の名作(迷作?)を気に入って一気にファンになった街の人達と同様、ワタシもこれを見ていて、こういう作品の作り方もマジでありなんではないかと思ってしまったぐらい、普通のまっとうな?コメディ映画よりも笑えたし、楽しめました。


その後ストーリーは、店の立ち退き問題やハリウッドの映画をリメイクしたことによる著作権問題との絡みから、起承転結の「転」を迎え、あたたかで思わずホロリとさせられる「結」クライマックスへとつながっていくのですが、このクライマックスもステキなシーンが多くて。

あんまりストーリーを語ってしまうのは見ていない人に対して失礼なので多くは書きませんが、CG全盛の今の時代にあって、映画の原点や原風景であるもの〜アナログな手づくり感であったり、みんなでひとつのものを作り上げて行くことの楽しさや素晴らしさ〜をあらためて見せてもらったような気がするし、TVの画面で見ようとしていた映画をTVが壊れてしまったことで、ハプニングながら急遽昔ながらの映写機で窓辺に貼った白いシーツに映して見るシーンなどは、この映画の監督であるミシェル・ゴンドリーの映画そのものに対する愛情が表現されたステキな一場面だなあと思いました。

この作品の原題は『BE KIND REWIND』 、ビデオテープを巻き戻して(返却して)くださると助かります、という意味です。
そもそも、DVDが主流の今、商品のラインアップひとつとっても時代遅れともいえるこだわりを持ったレンタルビデオ店が舞台になっているというところからして、この映画の魅力が見えて来ると思いませんか?


最後のシーンがすごくいい場面なのに、ちょっと急いだ雑な感じがあったり、物足りない部分もあったりと、決してパーフェクトな出来の作品とは言えないかも知れませんが、それでも、見終わった後で、「映画って、人間ってステキだなあ」と、ココロにほんわりとしたあたたかさが残る愛すべき作品(^ ^)♪
ココロが最近疲れ気味の方、週末映画を見ようと思ってるけど特に今見たいやつもないし、何か面白い映画ないかなあ・・・という方には、ぜひこの映画、おすすめです☆

(途中、急遽‘主演女優’に抜擢されるクリーニング屋の女の子アルマがなにげに話すセリフで、すごくいいセリフがあったんだけど、忘れてしまいました(- -;)
あと、個人的に久しぶりにミア・ファーローが出演してるのを見ました☆  昔、彼女が出てる『カイロの紫のバラ』という映画を見たことがあって、好きだったなあ。。。あれも「映画」そのものがストーリーに関わって来る話でした。 )




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なお、こちらのブログには、2009年1月16日までの記事を載せていますが、それ以降の記事はコチラの新しいブログに載せています。 ぜひ、ごらんくださいネ^^b
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by manasavvy | 2008-10-19 13:15 | ・映画・DVD・アニメ・TV番組

写真がもっと好きになる。

写真がもっと好きになる。 菅原一剛の写真ワークショップ。
菅原 一剛 / / ソフトバンククリエイティブ
ISBN : 4797347406


この本との出会いは、本当に全くの偶然でした。

つい先日のこと。
立ち読みを終えて、本屋さんを出ようとして出入口の自動ドアの付近まで来た時、平積みしてあった本の上に、1冊だけぽん、と無造作に置かれている本がありました。
そこは確か話題書とか新刊が置かれてるコーナーだったと思うのですが、立ち読みした人が元の並べてあった棚に戻さずに置いて帰ったのか、そこに積まれてる本とは明らかに違う、目立つオレンジ色のカバーの本。 「写真がもっと好きになる。」というタイトルが、その後すぐに目に飛び込んできました。

写真は好きなものの、ここ何ヶ月かはそういう本をなぜかあんまり見る気になれず、写真関係の本の棚には全く寄り付いてなかったので、こういう自然に目に飛び込んで来るような状況ででもない限り、この本を手にすることはなかったと思うし、仮にこの本がこの時この場所にあったとしても、オレンジ色ではなくて、もっと地味な白地とか黒っぽい色のカバーの本だったら、きっと気づくこともなしにあっさり通り過ぎていたと思います。

ちょっと大げさな言い方かも知れないけど、もしかしてこの本に引き合わされてる・・・???と直感したワタシ、早速その場で買って帰ることにしました。



いちばんの今の感想は、・・・この本に出会えて、読むことができて良かった! 

写真に対して最近ずっと感じていたモヤモヤとした迷いのようなものを、これってワタシのために書いてくれた本?と錯覚するぐらいピンポイントで取り払ってくれたし、写真を撮るってどういうことなんだろう、と改めて考えさせてくれました。


写真の本に関しては、これまでにも2冊大きな影響を受けた本があって、1冊目は「9日間で自分が変わるフォトセラピー」という本。写真に興味を持ち始めたかどうかという間もない頃に、金沢の本屋さんで偶然見つけた本です。
この頃のワタシは、表面的には前向きになりつつも、まだまだ今以上に自信が回復せず、先が見えない不安で静かにひとりもがいてて。 自分自身のココロを元気にするためにも気楽な気持ちで、写真をもっと撮っていってみたいなあと思わせてくれた本でした。
2冊目は、サイドバーのMy Favoriteにも載せている「少年カメラクラブの時間」という本。 写真家であり著者でもある藤田一咲さんの書かれた文章やものの見方が好きで、こういう写真家の方もおられるんだなあ、とファンになりました。(今年のGWに梅田のロフトにイベントとトークショーで来られた時には、直接お会いできてすごくうれしかった^^)


そして、この本。
写真が好きになって撮り始めてから、ある意味ずっと、トイカメラや中古カメラ、特殊なフィルムが演出してくれる表面的な色味や効果にとらわれ過ぎていたんじゃないかと、最近漠然と感じ始めていたことに改めて気づかせてくれました。
楽しむために始めた写真で、とにかく楽しく撮るということがいちばんの目的だったので、それはそれで今までは良かったし、私にとっては必要なプロセスだったと思うのですが、
この本を読んだ後、よけいなことを意識せず、正統派で愚直なぐらい心にまっすぐな写真を撮ってみたいと強く思えるようになりました。 それで写真から個性が消えてしまうようなことがあっても、それがありのままの私なんだから。
自分とはまっすぐに向き合えているつもりでいたのに、知らず知らずのうちに、過去のトラウマからくる自信のなさから目を背けて逃げてしまっている弱虫な自分がいる。 自分の弱さをどうしても乗り越えることができなくて、だから傷つかないように、どこかで肝心なところで気持ちをごまかしてしまう自分がいる・・・
ありのまんまのまっすぐな思いが、伝えたい人にも自分自身にもちゃんと伝えられていないんじゃないか?   人生に遠回りすることがあっても、気持ちだけは遠回りしてはいけなかったのに・・・。

「そのまんまの自分のことをもっと信じてやれよ」って、今、自分自身に再エールを送っているところです。


『あかるいところは、あたたかいところ』という最後の見出しに書かれてある内容は、菅原さんの写真や人生、人間に対する思いと同時に、写真を撮るってこういうことなんやなあというのが少しだけこんな私にもわかったような気がして、ほろりとさせられました。


それにしても・・・人一倍「気づく」ことに時間がかかる、ある面でものすごく頭が悪い私に、一冊でいっぺんにいろんなことを気づかせてくれたこの本ってすごい!(@ @)
誰にでもわかる文章で、すべてがわかりやすく書かれてあるのに、実はものすごく奥が深くて。
菅原一剛さんってすごい方だなあと思います。m( _ _ )m


今まで楽しい遊び友達だった写真が、自分をまるごと見せ合う恋人や家族になっていくような。

写真が、自分のことが、自分の周りにいるみんなが、今よりももっと好きになれそうな本に出会えて良かった!  この本との出会いに心から感謝です☆



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by manasavvy | 2008-10-19 13:08 | ・シアワセノアンテナ

キンモクセイ

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街を歩いていると、キンモクセイの香りがあちらこちらから風に運ばれてやって来る季節になりました。

今から9年前の秋。ワタシは、精神的に底の時期は過ぎていたものの、後から思い返すとまだまだ回復には程遠かった時期。
当時働いていた職場で知り合った仲間と、キンモクセイの花の香りが漂う駅までの道を、他愛もない話をして笑い合ったりしながら毎日歩いて帰っていました。

話していて気が合うし楽しかったけど、その時はまさか、こんなに長い付き合いになるとまでは思わなかった。
その時知り合った友達とは、とても頻繁に会ってる訳ではないけど、今でも、お互い今頃何してるかなあと気にかけ合う友達です。

というわけで、毎年この季節、キンモクセイの香りをかぐと、彼女に無性に連絡をとりたくなります(笑)
すぐに会ってもいいんだけど、今年は初めてキンモクセイのたよりを送りました。

うちの家はマンションの1階。ちゃんとした土の地面の庭というかベランダがあるので、一緒に暮らしているガーデニング好きの母がたくさんいろんな花を植えているのですが、キンモクセイもその中にあって、今満開なのです☆  葉っぱの上に落ちた小さいひとつひとつの花を集めて封筒に、手紙と一緒に入れました。

これが翌日家に着く頃には、お花は完全にしおれてドライフラワーみたいな状態になっているかも知れないけど、香りは届けられるかなあ、届いてほしいなあと願いつつ・・・。


この9年前の時期に知り合っていまだに付き合いが続いている友達はもうひとり、彼女の方はおいしいものと旅が好きという共通点もあって、時々一緒においしい店に食べに行っています。
去年、彼女のことでふとひらめいた瞬間があって、「再来年あたり結婚しそうな気がするから、来年でもどこか一緒に旅行行こうな!」って話したけど、問題の来年果たしてどうなるカナ・・?

キンモクセイのたよりを送った友達の方は、奇しくもふたりとも同じ病気にかかったり、彼女の名字と、ワタシのことをすごく可愛がってくれた、子供の時に亡くなった婿養子だったおじいちゃんの旧姓とが同じだったり・・・と、何かと縁を感じる友達。 自分の直感を大事にしてる彼女とは、話しているとなぜか元気になる。


みんなどんな形であれ、幸せになれるといいなあ(祈)☆

来年の今頃は、キンモクセイの花をどんな思いで眺めている自分がいるんだろう・・・



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by manasavvy | 2008-10-19 12:59 | ・シアワセノアンテナ