70-80s'少女マンガの思い出(1)


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今日は先月アップした「28年前のりぼんのふろく」の続きで、少しだけ当時の少女マンガのことを思い出してみたいと思いマス^^




まず当時の少女マンガ全体の傾向として言えるのは、外国(欧米)を舞台にしたストーリーが今のマンガよりも全然多かったということ☆


登場人物も外国人という設定で、優雅に聞こえる外人名やつやつやのブロンドの髪の描写が大好きだったワタシは、少女マンガまがいのお人形の絵を真似して描いては、その人形に同じような外人ぽい名前をつけたりブロンドの髪に見せるために光沢を表す線を描いたりと、すっかり欧米かぶれ(笑)していました。
そのお手本となっていたのが「28年前の〜」でも少し触れた一条ゆかり先生の「こいきなやつら」だったり、「なかよし」に連載されていたあの有名な「キャンディ・キャンディ」だったりしたワケです。




「キャンディ・キャンディ」はTVアニメ化(曜日は忘れたけど、夕方6時からの放送だったと思います。ちなみに主題歌もエンディングの歌もいまだにどちらもしっかり憶えてたりする^^;)もされ、当時の女子で知らない人はいない大人気のマンガだったのですが、りぼんvsなかよし、なんてくらべものにならないぐらい明確に、アンソニー派とテリィ派とに女子の間で好みが分かれていました^^

ワタシは、孤独な陰があって一見不良ぶってるけど、実はとてもナイーブで心の優しいテリィにマジ惚れ♪だったのですが、王子様タイプのアンソニーの方が好きと言う子も結構多くて本当に半々ぐらいだったような気がします。


オモシロイのは、この男性の好みが大人になってからもこの傾向のまま続いて行くところ。
テリィが好きだったワタシはその何年か後にはたのきんトリオのマッチ(3人の中でいちばん不良ぽい悪ガキキャラで売っていた)のファンになり、32、3才の時には、やはり一見粗暴だけど悲しい過去や哀愁を抱えてるような陰のある役が似合う佐藤浩市さんのファンに。

アンソニーが好きだった友達はその後たのきんトリオの中でも王道の王子的なキャラで売っていたトシちゃんのファンになり、現在結婚しているダンナ様も男らしいタイプというよりは優しい温和なタイプの人だったりするのです^^

恐るべし(?)キャンディ・キャンディ。



「なかよし」ではもうひとつ印象に残っている外国が舞台になった連載マンガがあって、それが「フォスティーヌ」というマンガです。

原ちえこ先生というマンガ家が描かれていたこと、舞台がパリだったこと、主人公のフォリ−ことフォスティーヌが今で言う‘ロマ’だったこと、という以外は実は詳しいストーリーや内容は全く覚えていないのですが、では何が印象に残っているかと言うと、ワタシはこのマンガの中で初めて「クレープ」の存在を知ったのです。

確かパリの街なかにクレープの屋台が出ていてそれをフォリ−が食べてるシーンがあったと思うのですが、砂糖をつけて食べてただけのシンプルなクレープがものすごくおいしそうに見えて、マンガの中で紹介されていたクレープの作り方を見て自分で焼いてみた記憶があります。
ハイジに出て来る白パンやチーズもそうだけど、こういうマンガに出て来る食べ物ってどうしてこんなにおいしそうに見えてたんダロウ???と思ってしまいマス^^



その他、外国モノの話というと「プリンセス」も多かった記憶が。
「イブの息子たち」や「悪魔(デイモス)の花嫁」など、「なかよし」や「りぼん」とは少し違う独特の雰囲気のマンガが多くてあんまり読むことはなかったのですが、ただ個人的にこの雑誌にはせつない思い出があります。


小学生の頃祖母(ワタシは「ばーばん」と呼んでいました(笑))と一緒に国鉄の急行列車で岡山のイナカから大阪に行き、その大阪からの帰りに駅まで見送りに来てくれた当時別々に暮らしていた母が電車に乗る前に買ってくれたのが「プリンセス」でした。
普段の生活の中で母親が一緒に暮らしていないことをそんなに淋しいと思ったことはなかったのに、なぜかこの時は別れるのが悲しくなって、でも子供心に泣いてはいけないような気がして懸命に涙をこらえました。

今はその祖母もとうに他界し、あの時乗った急行列車もJRの高速バスにとってかわり、ワタシが当時暮らしていた岡山のイナカ町の小さな駅に急行列車が停車することもなくなりました。

「プリンセス」というとだからどうしても、載っていたマンガの内容よりもこの時の記憶の方がよみがえってきてしまうのです。



・・・話がそれてしまいましたが、当時外国が舞台のマンガが多かった背景には、バブルの前の時代、海外が今ほど庶民にとって身近な存在になっていなくて旅行に行く人も多くなかった頃の外国への憧れが反映されてた、という面があったのかも知れないですネ^^




さてもうひとつ、当時の少女マンガの特徴として忘れてはならないことは、マンガ家の先生の描く絵がひとりひとりとても綺麗で個性的だったこと。


大御所としては里中満智子、「ベルばら」の池田理代子、「有閑倶楽部」「砂の城」の一条ゆかり、「ガラスの仮面」の美内すずえ、「生徒諸君!」の庄司陽子、「はいからさんが通る」や「あさき夢みし」の大和和紀、「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこ、その他ワタシが好きな槇村さとる、岩館真理子、美村あきの(タイトルは忘れましたが、ある作品の中に出て来た主人公が恋する年下のバスケ部の男の子、秋彦くん。マンガの中ではありますが年下の男の子にホレた初めての経験でした(笑))、「おはよう!スパンク」のたかなししずえ、高橋千鶴やりぼんの田渕由美子、陸奥A子、佐藤真樹などなど。。。
ひとめ見て誰が描いたマンガかすぐわかるぐらいそれぞれの先生の絵が特徴的で、線もとても綺麗で絵だけでも十分見ごたえがあったように思います。

それと、里中満智子、庄司陽子、一条ゆかりなどの先生方が特にそうだったのですが、たぶん今よりも大人っぽい雰囲気の絵が多かったように思います。


今の少女マンガはまったく読んでなくてたまに本屋やコンビニに並んでいる本の表紙を見るぐらいなので安易に比較をしてはいけないのかも知れませんが、「マンガ」というよりはもう少し簡略化されたような(?)「アニメ」「ゲーム」感覚の絵が増えたなあという気がします。

大人の目線で見てしまうのでよけい幼稚に映ってしまうというのもあるとは思いますが。




「なかよし」「りぼん」から、もう少しお姉さんになるとワタシは「マーガレット」に移行して行きます。

時間がないのでこの続きは次回へ♪♪♪



(アップしてる画像は、これまた本棚かの奥からひょっこり出て来た当時の「なかよし」のふろくでついてたマンガです。
さすがにかなりいたんでしまってますが^^;志摩ようこ先生、そういえばこの「目」☆が独特でした!)


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こちらのブログには、2009年1月16日までの記事を載せていますが、それ以降の記事はコチラの新しいブログに載せています。 ぜひ、ごらんくださいネ^^b オモシロ系にバージョンアップしてますよん♪
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by manasavvy | 2007-11-11 16:17 | ・本・マンガ・雑誌


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