NHK少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」

・・・というわけで、「タイム・トラベラー」を見た後、日を改めてワタシは再びNHKの番組ライブラリーに通い、「なぞの転校生」を見ることにしました。

で、率直な感想を言うと・・・
これが想像以上に、今大人になってから見ても良かった。感動しました☆
子供の頃見たドラマなどを再放送やDVDなどでもう1度見ると、あれ、こんなちゃっちいドラマだったかなあ?とがっかりすることもたまにあるので、70年代の雰囲気だけ懐かしく味わえればいいかと思って、実はあまり大きな期待をせずに見始めたのに、そうそうこんな感じだった、こんな場面があった、と記憶が次々によみがえってくるうち、ストーリーにもどっぷりハマってしまって・・・。本当に子供の頃と同じような気持ちで見入ってしまいました。
主人公の転校生であり‘次元ジプシー’(宇宙人)である山沢典夫と岩田広一との友情〜最初はお互いに不審を抱き合って距離を置いていたふたりがいろんな事件をきっかけにお互いを理解し、いちばん信頼しあえる友達になっていく過程がとても良かったです。
ワタシがいちばん好きなシーンはたぶん第7話ぐらいだったと思うのですが、ふたりが団地の屋上で夜空の星を見上げながら話すシーン。山沢くんが岩田くんに話します。「君と友達になれて本当に良かったと思ってるんだ。・・・最初僕に会った時、君は握手をしようとしてくれたね。今度は僕の方からお願いするよ。・・・」
正確なセリフとは少し違っているかも知れませんが、前にいた星で想像を絶するような恐ろしい核戦争を経験し父親以外の家族や仲間たちを亡くしたりしたこともあって、人間や世界に対する不信感、孤独感を強く抱えていた山沢くんが、初めて心を許した友達に優しい笑顔を見せて話す姿がせつなくて。思わず涙が出そうになってしまいました。

「タイム・トラベラー」の3年後に放送されたドラマだったようなのですが、3年違うとこんなに違うのかと思うぐらい、改めて見てみると本当にいろいろなことが鮮明に記憶に残っていました。セリフなどはもちろん忘れていましたが、山沢くんや岩田くんの顔(山沢くんは今で言うと井川投手とV6のいのっちをたして2で割ったような顔で親近感もてます(笑)。岩田くんは当時子供ゴコロにも都会の子らしい顔してるなあと思っていました。この役者さんはあのバロム1にも出てたそうです。そう言われてみれば・・・)、山沢くんの宇宙人らしいたどたどしいしゃべり方、他の転校生たちが山沢くんの弾くピアノの音にすい寄せられるように集まってくるシーン、屋上での別れのシーン、番組の最初と最後に流れるフシギな雰囲気のテーマ曲、そのテーマ曲と一緒に流れるコンビナートなどの工場地帯の映像(これがまた近未来的な70年代の雰囲気が出てていいのです♪)etc.etc.・・・
この頃になるともう物心ついてたというのもあるかも知れませんが、それだけこのドラマのインパクトが強かったということなのでしょうネ、きっと。
(そういえば、山沢くんや岩田くんの担任の先生役で岡田可愛さんが出ていましたが、これはまったく覚えていませんでした(!)でも、思いやりのある先生役が似合っていて、「サインはV」よりもこちらの方が良かったなァ^^)

興味本位で押しかけて騒ぎ立てるマスコミの記者や住民たちが一応悪者役にはなっていましたが、山沢くんの窮地を救うために事情を説明する‘中学生’の岩田くんの言葉に簡単に説得されたり(笑)とかなり単純で、それ以外の人達は、当時の学園モノにはお決まりの番長グループを除けば、クラスメイトも先生も岩田くんのお父さんやお母さんもみんないい人ばかり。NHKのしかも少年向けのドラマだからということもあるでしょうが、登場人物の言動のひとつひとつが、まだ今よりも素朴で人間同士の信頼関係(性善説)があっておおらかだった時代の空気を反映していて、核や環境問題への批判を込めた作品にもかかわらず、懐かしい温かい気持ちになれました。
今から思えば、時代そのものが‘アナログSF’だったのかも知れません。
やっぱり70年代って偉大☆

ウレシクなってついいっぱい書いてしまいました^^
先月のバーゲン、その他モロモロで今出費を控えたいトコロだったのですが・・・DVD販売されてたので早速買ってしまいました。(ライフログにも載せてマス^^)


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なお、こちらのブログには、2009年1月16日までの記事を載せていますが、それ以降の記事はコチラの新しいブログに載せています。 ぜひ、ごらんくださいネ^^b
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by manasavvy | 2007-08-12 19:14 | ・映画・DVD・アニメ・TV番組


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